大阪ものかき隊で初心者からWebライターデビューしました。

Webライター
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2021年2月、大阪ものかき隊のおかげでWebライターデビューしました。
大阪ものかき隊とはライターのためのコミュニティです。
大阪にて発足し、新型コロナウイルス感染拡大を機に、
活動をオンラインへと移行しています。

まったくの初心者ライターが大阪ものかき隊に入隊し、
2ヵ月でプロジェクト案件を初受注。
その初案件が継続のお仕事につながっています。
Webライターを目指してから案件受注にいたるまでを書きました。
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Webライターを目指したきっかけ

2020年:コロナで感じた無力感

2020年文字どおりコロナ禍でわたしの仕事は厳しい状況に陥りました。

さかのぼること2018年、フリーランスとして生きていくと決めて開業。
少しずつ芽が出はじめたかな…と思った矢先でした。
新型コロナウイルスが世界を襲います。
緊急事態宣言の発令で休業せざるをえなくなりました。
そして宣言が明けたのちも、仕事は減ったまま。
タイミングよく「仕事を手伝ってほしい」と知り合いから声がかかり
休業してもアルバイトで収入をつなげたものの、
悔しい気持ちでいっぱいでした。

時間の切り売りをする働き方に違和感を感じてフリーランスになったのに
結局時間の切り売りでしか収入を得られない自分がただ情けなかった。

Webライターという光

自分の仕事の脆弱性がコロナで浮き彫りになりました。
なにか新しい道を拓かねば、と危機感がつのります。
…昔から書くこと好きだったし、ライターやってみようかな。
…どこでも働けるし。(わが家は転勤族がゆえ、大切な要素)

そういえば「えいみちゃん、あなたのことばには力があるよ」って
親友や大好きな先輩から言ってもらったことあるな。
→よし、いっちょライターやってみよう。

今振り返ると安易すぎて恥ずかしいですが…
誰かに相談したところで
「ご主人のお給料があるからいいじゃない」と
一蹴されるのが関の山なんです。
自分ひとりで真剣に悩み考えた上で見出した光でした。
結論:\相談しなくてよかった!/

早すぎる挫折!独学Webライティング

さっそくライティングの情報をネットであさりまくります。
ライティングやライター業に関する書籍を5冊読みました。
YouTubeでWebライターのはじめ方動画も見まくりました。
クラウドソーシングサイトの存在を知り
2020年8月ランサーズとクラウドワークスにおそるおそる登録します。

プロフィールを充実させましょう。
ほかの人のプロフィールを参考にしましょう。
いやいや、何書けばいいのよ…。
今までまったく畑違いの仕事しかしてこなかった。
正社員で働いたのもたったの3年。
実績なんてあるわけない。書く内容が何もない。
だめだ。プロフィールが埋まらない。
早すぎる挫折。

未練が生んだ、「大阪ものかき隊」との出会い

自分にもできる副業ないかなー。副業セミナーとかないかなー。
たまたま開いたFacebookで見つけたイベントが
大阪ものかき隊のセキララトーク(オンラインイベント)でした。
即申込みです。
Webライター業が諦めきれなかったんですね…。未練タラタラです。

セキララトークはセキララすぎて刺激的だった

2020年11月、セキララトークに参加しました。
慣れないZoomにドギマギし、
一度そっと閉じたライターの扉が開くかもしれないとドキドキしたこと
鮮明に覚えています。

そしてお話がセキララすぎておったまげたことも鮮明に覚えています。

…いや、よくあるじゃない?
「副業でWebライティングをはじめて1ヵ月で10万円稼げました!」
みたいなうたい文句。
そんな甘いお仕事なんてありゃしないよ…って、
分かってはいるんですよ。

だけどセキララトークの内容は想像以上に生々しかった。
…正直ひるみました。(いい意味で)
なめているつもりはなかったけれど甘い考えがあった。
大切な気づきを得られました。
本当にライター界に飛び込むのか、
入隊申し込み締め切り日ギリギリまで悩みました。

本気さと やさしさと 熱の高さと、ものかき隊

「副業でWebライティングをはじめて1ヵ月で10万円稼げました!」
とか言わず
むしろ厳しい面もざっくばらんにうかがえて、覚悟が決まりました。

あとで「こんなはずじゃなかった…」とショックを受けるぐらいなら
ハードだってあらかじめ知っておいた方が良いじゃんね。

上から目線で申し訳ないのですが、わたしは感じたんです。
大阪ものかき隊のみなさんが
ライターとして熱量高いプロ意識を持った方々だということ
本気だからこその、やさしさなんだということを。

独学というか、ほんのちょっとかじって挫折したわたしだけれど
大阪ものかき隊でならがんばれそうだと思えて
2020年12月入隊を決めました。
(「大阪」とつくけれど、オンラインでどこでも参加できて助かります。)

大阪ものかき隊での活動\新人隊員/

ライター養成講座

入隊後の3ヵ月は「ライター養成講座」を受講します。
2020年12月、第1回目の養成講座で同期の初顔合わせです。

あれ…みなさんすでにお仕事でライティングに携わってません…?
まじか…場違いだ…ついていけなかったらどうしよう…。

はい、そう感じたのもつかの間でした。

養成講座では

  • Webライティングとは何ぞや?
  • Webライターって実際どんなお仕事なの?
  • ライターとしての自己分析
  • ペンネームの決め方

など
お仕事をしていくにあたってとても大切な心がまえや前提知識を学びます。
宿題も出ます。みんなの前で発表もします。
たぶんわたし、知識がなさすぎて的はずれな発言も多かったと思う。
だけど先生はひとつも否定しません。
最後までちゃんと話に耳を傾けてくださる。
そして「こういう考えもありますよ」って示してくれます。

ああ、自分でもやっていけるかもしれない。と思わせてくれるんです。

クラウドソーシングサイト、再始動

2021年1月
勉強会でクラウドソーシングサイトでの初手を学びました。
リベンジマッチに挑みます。
プロフィール文の書き方も教わりました。
内容はつたないかもしれない。だけど、書ける!
…8月とは違うぜ。

1月後半にはタスク案件にチャレンジして、トータルで9件作業しました。
いいぜ、その調子だ。

プロジェクト案件、初受注

2021年2月。
クラウドソーシングサイトでライティングのプロジェクト案件に初応募。
文字単価1.0円の案件に一発で初受注できました。自分でもびっくり。
納品した記事が評価を得られて継続受注にまでつながりました。

もちろんラッキーもあると思う。
だけど最初はプロフィールも書けなかったわたしが
プロフィールを埋めて改善し、
タスクで実績を積み、
提案文を書いて案件に応募した。
動き方を教わらず、背中を押してもらわなかったら、できなかった。

応援してくれる環境

案件の受注に成功しましたが、次なる壁にぶち当たります。

…書けない。

1段落書くのに数時間かかる。1記事書くのに何日かかるんだ…。
集中力も切れてくる。迫りくる締め切り。やばい。

週3日は通っていたジムの時間、大好きな読書・映画の時間
家事も睡眠も食事も削ってやっとの思いで納品にいたります。

がんばれるのは
「もくもく部屋」と「オンラインジム」のおかげ。

もくもく部屋

毎週決まった曜日・時間に「もくもく部屋」がオープンします。
Zoomをひらいて入室するだけ。マイクもカメラもオフでOK。
2時間もくもくと作業します。捗る!
同じようにがんばる仲間の存在や時間制限があるおかげで筆が進みます。
息抜きに雑談もできるし、先輩方の雑談は勉強にもなるんです。
ラジオ感覚で勉強しながら作業も進むなどぜいたくすぎやしませんか。
カメラオフでいいので、すっぴんでも気にせず参加できます。
地味に助かります。

オンラインジム

オンラインジム
=1ヵ月に書く文字数を宣言し、目標文字数に向かってしこたま書く場所
2020年2月は10,000文字で設定しました。
2/27:記事を仕上げて納品し、累計7,860文字。
2/28:お昼にもくもく部屋に入り、夕方で累計9,262文字。
晩ごはんを終えてさらに執筆。
ギリギリで10,000文字達成しました。

オンラインジムがなければ2/27の納品後はもう休んじゃうよね。
それでも2/28もくもく部屋に入りPCに向かったのは目標達成したいから。
晩ごはんの後PCに向かえたのも、目標達成したいから。

先輩が言ってくれたんです。
「ものかき隊のことは嫌いになっても、書くことは嫌いにならないで」

あと1執筆、あと1文字をがんばれる環境が、大阪ものかき隊にはあります。
ものかき隊のことを嫌いになる理由がない。

大阪ものかき隊での活動\部活/

オンラインジムのほか部活動もさかんです。
「もくもく部屋」も実はある部活動の一環。

4つの部活に参加して思うこと。
学びの広さは海のごとし。学びの深さは谷のごとし。

まだ見ぬライター業の現場を垣間見ることができ、リアル社会見学のよう。
取材やインタビュー、仕事の取り方、編集・校正・リライトのしかたから
SNSの運営やマーケティングまで。

「すげぇ…」の一言しかありません。すげぇ先輩方ばかりです。
早く同じ景色を見てみたい。
めちゃくちゃ恵まれた環境で学ばせてもらっています。

垣根のない空気

大阪ものかき隊には「新人のくせに」という嫌な垣根がありません。
新人でも発言していいし、手を挙げていい。

「そんなことも分かんないの?」
「それぐらい調べろ(ググれ)」
「新人のくせに」
これ、社会人1年目時代に毎日言われていました。

ものかき隊ではひとつも言われません。
「こんなこと聞いていいの!?」ってこともちゃんと答えてもらえます。
入隊してから3ヵ月間でわたしが実際にした相談や発言を載せます。

  • ペンネームの決め方
  • ブログネタの探し方
  • クラウドソーシングサイトにて避けるべき案件の見分け方
  • プロジェクトへの提案のしかた
  • 応募した案件を辞退するときの伝え方
  • Twitterの運用のしかた
  • SEOの勉強会をしてほしい
  • Twitterの勉強会をしてほしい

全部ていねいに答えてもらえました。
感謝しかありません。わたしもそんな先輩になりたいです。

まとめ

大阪ものかき隊には

  • ライターとして学べる環境
  • ステップアップできる環境

がととのっています。

まったくのライティング初心者のわたしが
3ヵ月でWebライターとしてデビューできたのは
ほかでもなく大阪ものかき隊のおかげです。
もし入隊していなければライターの道には未練を残しまくりで
クラウドソーシングサイトだって化石になったままのはず。

これからもライターとして成長していくとともに
自分と同じ悩みを抱えた人たちの力になれたらいいなと思います。